OMのこと
OMソーラーのシステムは山中湖周辺の気候に適した家つくりの方法の1つとしておすすめしております。
人間は太陽の下で暮らしています。毎日の暮らしの器である住まいも もちろん太陽の下にあります。
富士の裾野に広がる富士北麓地方は夏は避暑地として知られ、別荘が多く建てられております。
住宅地も広い土地を求めて、市街地より富士の裾野に広がっております。
夏は涼しいけれど山林が近いこともあり湿気がある。冬はとても寒いが一年をとおして日照時間は多く、寒暖の差が激しいのです。
OMソーラーの家は太陽の暖かさ昼間蓄熱して、床を暖めたり、お湯を沸かしたり、室内の空気をきれいにする、換気を促進したりする多機能ソーラーシステムです。
OMソーラーが他のシステムと決定的に違うのは何より、無限で、クリーンで平等なエネルギーである太陽エネルギーを用いていることです。
ヒートショック 脳血管疾患、心疾患、ガンこれらの疾患の原因に、家のあり方にも大きく関係しているといわれています。
過激な暖房ではなく、低温暖房で裸足になって床のぬくもりに接し、身体全体の血液の循環が良くなっていくことがわかります。
冬場は家の中の温度差が少なく、熱すぎない。 夏場は熱い空気を外に排出する。
一年を通して家の中に新鮮な空気を循環させる。(個人差がありますが喘息や花粉症・アレルギーの改善した方もいらっしゃいます。)
OMの特徴
1.暖房しながら呼吸する家
2.家全体の温度差が少ない、熱バリアフリーの家
3.換気と空気の循環が自然に行われるため、湿気が少ない。
OMソーラーのしくみ
冬の昼間 (太陽で床暖房)
◯冬の冷たい外気を屋根に降り注ぐ太陽の熱や太陽光発電時に発生する熱を
利用して温め、太陽電池で駆動するハンドリングボックス内の小型ファンの
力を借りて、床下に送ります。
床下に送る途中で 「OMエアフォール」 を通過することで清浄化された空気が
床下に広がり、コンクリートに熱を蓄えながら室内を温めます。
冬の夜 (放熱)
◯夕方、外気温が下がり始める頃から昼間蓄熱された床下の熱がゆっくりと、
放熱を始め、床を暖めます。
夏の昼間 (排気とお湯採り)
◯降り注ぐ太陽により熱せられた屋根の熱は室内に影響します。
これを防ぐため小屋裏の夏排気口から熱を排出します。
この熱はただ排出するだけでなく、貯湯槽の水を温めることに使用します。
夏の夜 (外気取り込み)
◯夏の夜は放射冷却現象を利用して涼しい外気を室内に取り込みます。
冷房ほどではありませんが、ほんのり涼しい夏の夜を、と考えられたしくみです。
1日を通してのOMソーラーの動き
<夏>
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(朝) ☀ (夜) ☽ |
<冬>
|
OMソーラーの家が心地よいと感じる3つの理由
・ 自然の性質を使った熱と空気のデザイン。
自然の摂理に対応して快適な住環境をつくろうとするパッシブデザインの設計思想は、
OMソーラーの家づくりのもっとも大切な基本です
・ 自然の暖かさがもたらす、快適な毎日
外気を遮断し、エアコンで室温を一定に保った部屋で一日を過ごす。
そうした温熱環境では、家の中に大きな温度差が生じたり、人間本来の体温調節能力に悪影響をあたえ、冷え症など、さまざまな弊害を引き起こします。
ほどよい自然の暖かさに包まれながら、季節の移ろいも肌で感じられる。
健やかで快適な室内環境を作り出します。
・賢い生活スタイルが育む、省エネルギー。
家庭で使うエネルギーの半分以上は、暖房や給湯などの熱エネルギー。
OMソーラーは太陽熱をそのまま暖房や給湯に利用する
”ロー・エネルギー”で暮らすという発想。
クワトロソーラー
OMのシステムに プラスして「太陽光発電」もできます!!
グッドデザイン賞 2013 受賞
太陽熱+太陽光のハイブリッド利用でゼロエネルギー化できるシステムです。
数字の4を意味する「クワトロ」の名の通り、暖房・発電・給湯・換気の4つの機能を持っています。
初期費用は掛かりますが、太陽光発電と太陽光の熱利用により月々の支払いがお得になります。
呼吸する木の家
木の家が調湿機能に優れているということは、湿気が高ければ、それを材料内部に呼吸し、部屋が乾燥したら、今度はそれを発散してくれるということです。
木の家は木だけでなく、畳や土壁や布や紙など、どれも調湿機能を持った材料が選ばれています。
ビニールクロスや合板床材など新建材は、この調湿機能に乏しいのが問題です。
汗をかく材料はカビやダニの発生源、温床にもなります。