施工実績
高床の山荘
内装仕上げ材には調質効果の高い漆喰や無垢の木材を使用しています。
リビング、ダイニングの天井は吹抜けになっていて開放的です。
薪ストーブの温かい空気が天井付近までのぼり、空気の循環システムにより1Fに送られ家中暖かいです。
薪ストーブの薪は建物を作る前に伐採した木を全て薪にして利用し、
薪には当分困りません。
ワンちゃんがいらっしゃるのですが、ワンちゃんのことを考えた工夫がされています(*^_^*)
Photo by Seiichi Ohsawa
写真撮影 大澤誠一
<設計士さんのコメント>
湿度が高い別荘地に計画されたこの山荘は、通年利用を想定している。夏の湿気対策として地表面から持ち上げること、冬の積雪対策として道路から高低差を設けずにアクセスできることを計画の柱にしている。傾斜のある敷地形状を変えず、樹木の伐採も最低限に留めながら、それぞれの窓から見える景色を意識して慎重に建物を配置した。
犬と一緒に暮らす家として、共生ゾーンと人のためのエリアを分け、程よい距離感を持たせている。仕上材料は、経年変化を楽しめ、調湿や消臭機能を持つ天然素材から選択した。
一級建築士事務所 バウ・ビルト 村上まみ・榎本幸男